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《湖岸VOICE Vol.4》「選んでもらえる守山琵琶湖岸に」琵琶湖マリオットホテル

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守山市が掲げる「琵琶湖アドベンチャーツーリズムの発着地 守山」とは、滋賀県・琵琶湖岸の湖岸エリア振興と観光誘客を目指した、官民連携のプラットフォームです。

そんな「琵琶湖アドベンチャーツーリズムの発着地 守山」を目指すべく、琵琶湖岸で様々な事業活動を行う事業者へ「湖岸VOICE」シリーズと題したインタビューを実施。

Vol.4は、守山市の琵琶湖岸の一等地にホテルを構える「琵琶湖マリオットホテル」で、セールス&マーケティング課マーケティングアシスタントマネージャーの川上亜希菜さんにお話を伺いました。

(取材 = 株式会社COMARS 吉武[琵琶湖アドベンチャーツーリズムの発着地推進業務受託業者])


琵琶湖マリオットホテルは、滋賀県の守山市の琵琶湖岸に位置しているホテルです。

居心地の良い客室からは、琵琶湖とその湖岸の美しい風景を一望できます。守山を拠点とした旅を豊かにするサービスを揃え、レストランやプラネタリウム、温泉などの施設もあります。さらにホテル内には、フィットネスジムや屋内プール、体育館などのアクティビティ施設もあり、眼下に広がる琵琶湖でのアクティビティとともに、ゆったりとした時間を楽しむことができます。

琵琶湖ならではの体験を

琵琶湖のすぐ目の前に位置する琵琶湖マリオットホテル

「琵琶湖マリオットホテルでは、『この地だからこそお楽しみいただけること』をご提案しています」と話す川上さん。

例えば雄大な琵琶湖を一望できるレストランでは、滋賀県産の食材を取り入れたシェフのアイデアが詰まった料理を提供。 琵琶湖の前に位置するホテルだからこそ、スムーズにできる琵琶湖でのアクティビティも用意しています。ホテルにはジャイアントストアが併設しており、ホテル前の湖岸にはサイクリストの聖地碑やBIWAKOモニュメントがあることから「ビワイチ」の拠点として認知されてきており、サイクリングを目的としたゲストも増えてきているといいます。

琵琶湖でのアクティビティを取り入れたプランは2017年からスタートし、レンタサイクルやSUP体験など、様々なアクティビティを提案しています。川上さんは「ここ数年ではコロナ禍ではありましたが、アクティビティの需要が定着してきている印象で、リピーターの方も増えています」と話します。

ご自身は大阪の出身で、湖岸道路を走るといつでも旅行気分になれるという川上さん。「琵琶湖はとても魅力的な滋賀県のシンボルです。湖岸道路を走れば、見える琵琶湖は癒しの景色で見ているだけで非日常の体験ができます。見て、遊んで自然を満喫できる滋賀県に、ぜひ多くの方に訪れていただきたいと思っています」

琵琶湖の風を感じながらファスティング体験

2023年からは新しいプランとして「Biwako Resort Fasting」の販売を開始しました。

このプランは、滋賀の魅力を感じていただきながら、ファスティング(現代版断食)を体験する宿泊プランで、完全断食ではなく、ファスティングマイスター監修のもとファスティング食や酵素ドリンクなど必要な栄養を身体に取り入れながら実施するミネラルファスティングを提案しています。

川上さんは「辛いというイメージを持たれがちなファスティングですが、琵琶湖を眺めながらリラックスして体験いただけます。身体を動かすことで効果が期待できることから、ホテル周辺のウォーキングや、少し足を延ばしてサイクリン グ、SUPやカヤックなどの琵琶湖のアクティビティをお楽しみいただきながら実践できるようにと、オプションも用意しています。温かくなってくる時期に、滋賀の魅力を存分に感じていただきながら、ファスティング体験ができます」と紹介します。

これらを組み込んだファスティングマイスター帯同のツアーも年2回ほど計画しており、初回が4月18日〜の3泊4日プランです。また1泊2日・2泊3日のお手軽なコースも用意され、プランとして定着させていきたいといいます。

湖岸をもっと価値ある場所に

取材に応じる川上さん

守山琵琶湖岸の一等地に構えるホテルとして「ホテル前の琵琶湖がさらに心地よい空間になれば嬉しい」と話す川上さん。「春夏の時期など、人が多く集まる時期に、しっかり人を呼び込むようなイベントや取組をしていきたいですね。例えば夏は琵琶湖で泳ぐ環境が整えば、琵琶湖で楽しまれるゲストが増えます。自治体や湖岸の事業者同士で連携して、人を受け入れられる体制づくりと、盛り上がる取組ができればと良いと思います」と話します。

海外ゲストにも人気の京都から電車で30分の好立地にある守山。アジア圏はもちろんのこと、長期滞在する欧米からのゲストにも京都の前後泊で足を延ばしてもらいやすい環境にあります。

川上さんは「アドベンチャーツーリズムやウェルネスツーリズムが世界的にも注目を浴びている中、守山は、雄大な琵琶湖を囲む山々や田園風景という日本の自然の中で、サイクリングやSUPなどのアクティビティやファスティングなど豊富なコンテンツが体験できる、魅力的なデスティネ ーションです」と、守山への期待をにじませます。

2025年には大阪・関西万博を控え、多くの国内観光客やインバウンドが見込まれる関西。

川上さんは「万博は大阪開催ですが、大阪だけではなく、近隣県の魅力も発信するチャンスだと感じて います。日本にはまだ海外の人が訪れたことのない場所が沢山あり、それぞれが魅力的であることを、近隣の市や県と一体となってPRしていく必要があると考えています。また、万博含め、 ビジネス・観光双方の需要回復を見据え、アドベンチャーツーリズムやウエルネス視点でのプラン造成に積極的に取り組んでいます。琵琶湖の魅力がもっと広く伝われば、海外からのMICEなども誘致に繋がります。今後もニーズを先取りできるようなプランを積極的に打ち出したいと考えています」と話します。

常に新しい体験を琵琶湖で

最後に、これからの琵琶湖岸を盛り上げ、「琵琶湖アドベンチャーツーリズムの発着地」へ向けた意気込みを語っていただきました。

「琵琶湖の目の前に、私たちは充実した施設を持つホテルを構えています。ただホテルとして泊まるだけでなく、常にたくさん、いろいろなことを体験してもらいたいです。四季折々の風景を楽しみ、様々な体験を通して新しい発見をし、再び来ていただけるような場所にしていきたいと思っております」

琵琶湖マリオットホテル

琵琶湖マリオットホテルは、滋賀県守山市に位置しているホテルです。居心地の良い客室からは、琵琶湖の美しい風景を一望できます。マリオット・インターナショナルよりライセンスを得て森トラスト・ホテルズ&リゾーツ株式会社により運営され、全274室の客室と、本格的なプラネタリウム、温泉、レストラン、コンベンションセンター、フィットネスジムやプールを備えるホテルです。

https://www.biwako-marriott.com/

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